2019/06/24

創業経営者と幸せについて ~自分が幸せになるために他人を幸せにする~ #G1Venture

先日「G1 ベンチャー」というイベントに参加させていただく機会があったのですが、「経営者のプライベート」と「経営者と幸せ」という 2 つのセッションを聞いて、色々と考えたのでここで吐き出してみます。

「happy pharrell williams」の画像検索結果

(細かい内容は書きません、オフレコの内容を多く含むため)

2 つの独立したセッションに共通していたのは意外にも、「自分が幸せになるために必要なのは、他人を幸せにしようとすること」という論。

たいていの幸せは (不幸せも) 一瞬で過ぎ去ってしまう。
では「持続的幸せ」は何からもたらされているのか?

その答えは、研究で明らかになっているそうで、それは「他の人を幸せにすることに、気持ちが向いているかどうか」だ、とのこと。

他人を幸せにするためのモチベーションが「結果的に自分が幸せになるため」であっても問題ないらしい。
(利己的に利他的な行動をとってもよい)

そのような心の姿勢でいられることは、「マネー・キャピタル」「ソーシャル・キャピタル」に続く「心の資本」のようなものだと言える。

ある登壇者いわく、人間は太古の昔から、人と協力して自分だけでは出来ないことを成し遂げたり、危機にある人を思わず助けたりといった行為の結果生き残っているので、「より遠くの未来に行くために、遺伝子レベルで利他的な行動をとるように出来ている」らしい。

そして全ての行動が SNS でシェアされる昨今、利他的な行動は可視化され、人々の共感を生む。
なので利他的に行動したほうが合理的だ、と。

とはいえ、利他的な行動はまだまだ十分報われているとは言えない。
人からの信用をお金に変換する仕組みが少ない。
(万人に提供されているとは言えない)

また、共感を可視化する仕組みや、共感を増やす仕組みも足りていない。
なので、まだしばらく資本主義は続くのではないか、とのことだった。

最後に、ある登壇者にセッション後「起業してから創業経営者は辛いことの連続だと思うが、何が支えになったのか?」という趣旨の質問をした。

答えは「たった 1 人から『愛されている』という実感が持てていれば、それで精神の安定は保てる」ということだった。

なんかこれがすごい染みた。

自分の投資先も、正直すでに (テクニカルに) サポートできる範疇を超えてしまっていたり、領域的に自分の知見が全く活きないようなところもあるけど (なんで投資したんや)、辛いことがあったらいつでも「辛いっす」って言ってこれるような、そんな愚痴でも弱音でも受け止めてあげられるような、そんな存在でいられるといいなぁ

なんて思った次第でした。
ぼくも把握していないぐらい、大変なことばっかり起きてるんだろうけど、みんな頑張ってるもんなぁ...

(そのためには自分自身がしっかり自立できている必要があるから、それはそれで頑張ろう)

「バカな息子をそれでも」の画像検索結果

Q

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