AppLovin ですが順調に売上が伸び続けているので、日本で AM (Account Manager = 広告運用担当) を追加で採用することになったよ!
でも広告業界にいないと、AM の仕事って何やってるのかよく分からない。。。
業界経験ない方にも、合いそうだったらチャレンジしてきて欲しいので、ウチで (広告業界未経験・元エンジニア・元起業家ながら) AM をやっている、マンディこと萬野氏に仕事内容を聞いてきたっす!
興味ある人は、この blog のフォームか、Twitter @tatsuosakamoto とかから連絡ください( ^ω^ )
ぼく:AM って具体的には何してるの?AppLovin の仕組みって、基本的には自動的に ROAS で最適化してくれるって理解なんだけど。
萬野:お客様がさらに効率良く広告配信が出来るようアドバイスをしたり、お客様の希望を達成するにはどのような方法で広告配信を行うのが良いかを提案したりしています。
ぼく:AM としてお客さんのパフォーマンス伸ばせたなっていう、具体的な事例ある?
萬野:「●●●ーズ●ォー」とかはそうですね。
ぼく:あ〜、あの案件は伸びたよね〜。何をやって伸ばしたの?それまで何か出来てないことがあったとか?
萬野:まず、クライアントさんが求めている KPI をはっきりさせること。そしてその KPI を達成したままどこまで伸ばせるのかを、明白に伝えることですね。このキャンペーンはいけてるんです!と分かってもらうことが常に必要です。
ぼく:なるほどね〜。確かにうちの仕組みって、「KPI を高く保ったまま獲得ボリュームを伸ばせる」ってとこが強いけど、伸びしろがどれぐらいあるのかって中々わからないもんかもね。
萬野:それまではアメリカのAMがやっていたのでこういうコミュニケーションはなかったと思います。
ぼく:運用ってデスクワークなイメージがあったけど、1 人でやる作業と、他人とコミュニケーションする時間の配分はどれぐらい?
萬野:チャットも含めればコミュニケーション 7、デスクワーク 3 くらいかと思います。
ぼく:意外にもコミュニケーションの比率が高い!普段やり取りしてる人はどんなひと?
萬野:広告代理店さん 5 割、日本の社内メンバー 3 割、海外の社内メンバー 1 割、クライアントさん 1 割ぐらいですかね。
ぼく:海外だとたぶん、広告代理店とクライアントの比率が逆になったりするのかね。本社側とのコミュニケーションは、どれぐらいの頻度でやってる?
萬野:週 2 回ほど Skype で、ボスの Manager と話してます。日本の案件で何か大きな動きがあれば報告したり、逆に US 側でプロダクトのアップデートがないか、最近はどういうトレンドなのか、などを聞いたりしています。
ぼく:AM はほとんど全員サンフランシスコにいるから、レポート先も外国人になるんよな。マンディもともと英会話って全然ネイティブレベルじゃなかったと思うんやけど、大変じゃない?
萬野:この Manager の英語が冷徹なまでに速いので、いつの間にか GABA の先生の英語がイージーモードになってました。
ぼく:いつの間にか人類最強になってたクリリンみたいな。お客さん/代理店とはどういう関係で、どういうコミュニケーションをとってるの?
萬野:基本的に僕個人として信頼を得ることがまず第一だと思ってます。時々外に飲みに行ったりもしますし。
ぼく:マンディ食通やから、凄い良い店に連れてって引かれたりしてない?
萬野:というよりは、ちょっとおもしろい店にしたり、ただの飲みでなく面白い体験が出来るようなことが何かないか、考えていますね。こないだは大井競馬場の個室を借りて、お客さんと一緒に行ったりしましたよ。
ぼく:本社だと NBA とかメジャーリーグの試合にお客さん連れてったりしてるけど、日本では地方競馬ww
萬野:大井競馬場は良い仕事してますよ。あと、なるべく小まめにコミュニケーションを取ることを意識しています。大変ですがメールよりもチャットを利用したりすることでコミュニケーション頻度をあげています。
ぼく:たしかに、一緒に入ってるチャットの部屋いくつかあるけど、マンディ相当レス速いよな。
萬野:ほぼ 24 時間チャットで仕事が出来ちゃうので、ついつい仕事をしちゃいますね。
ぼく:どういうときに AM としてやり甲斐とか達成感を感じる?
萬野:毎日、毎月の売上の数字を伸ばして、それを眺めてにやにやしている時ですかね。
ぼく:そんなニコやかなマンディ見たことない。
萬野:誰にも見られてない時に管理画面見てにやついてます。
ぼく:やだ恐い。でも確かに、マンディ入ってきてから、既存の案件でもかなり伸びたよな〜。
萬野:まだまだポテンシャルあると思いますね。日本はやっぱり伸びしろがあっても予算をフレキシブルに変えられなかったり、ROAS がいくら良くても安い CPI に固執してるお客さんや代理店も多いので。
ぼく:Why Japanese People!? ってやつやな。
参考: 海外の同僚になかなか理解してもらえないこと - 運用型広告編
ぼく:逆にどういうときが辛いとか、大変だったり理不尽だなぁって思う?
萬野:なかなか AppLovin の広告の特徴や仕組みを理解してもらえないときですかね。
ぼく:よくある広告商品とは、根本の考え方から全然違うもんなぁ。
萬野:きちんと理解してもらった上で活用してもらえば、お客さんのゴールを達成するのに超役立てるんですけどね。間違った理解や使い方をされて、本来のポテンシャルを発揮できていないのを見ると、勿体無いなぁって感じます。
ぼく:あるある。ちょっと話変わるけど、自分のどういうところが AM に向いてると思う?
萬野:お金が大好きなところ。
ぼく:即答。
萬野:あと、元々ゲームを作る側にいたので、ゲームの仕組みやゲーム自体のポテンシャルを予想しながら、広告配信を進めていけるのも向いてるのかなと。
ぼく:あ〜。よく代理店から見積り依頼がきたとき「この案件は伸びると思いますよ」とか「このゲームは多分大きくなります」とか予言してるよなw
萬野:けっこう当ててると思いますよw
ぼく:それも踏まえて、どういう経験がある人・素質がある人が AM に向いてると思う?
萬野:テクニカルなプロダクトなので、まずはそれを理解して、ここをこうしたらこうなる、という風にロジカルに考えられる人は向いていると思います。
ぼく:ロジカルシンキング重要と。
萬野:ただ、あくまでクライアントとのコミュニケーションが中心になるので、無機的な数字だけでなく、有機的な感情を刺激したり、粘り強い交渉をすることが出来る人は最高ですね。
ぼく:ぼくらもお客さんのパフォーマンスを最大限高めるように提案してるわけやし、それが伝わらなかったら諦めるんじゃなくて、納得してもらえるまで説明するってのは大事やんな。
萬野:ただそれも、こっちのほうが正しいから、ってロジカルに説明すれば分かってくれる人と、そうでない人もいるので、相手ごとに最適なコミュニケーション方法を考えるのが楽しいですね。
ぼく:なるほどね。色々考えながらやってるんやなぁ。
萬野:あとは本社に言われたことはそれはそれとして、自分で考えてリスクもとって、どういうやり方がベストかを探れるアグレッシブな人と一緒にやりたいですね。
ぼく:面白い。けっこう本社側が言ってることが間違ってるケースもあるってこと?
萬野:間違ってるってわけではないんですが、日本流の代理店文化とか、予算の考え方とか、クライアントのゴールとか、要するに違いを分かっていないことはあるんですよね。なので、言われた通りにやってもそもそも前提条件が違うよねって。
ぼく:なるほど。自分の頭で、それって正しいんだっけ、本当にそのアプローチが最適なんだっけ、って考えないといけないわけだ。
萬野:そっちのほうがクライアントのためになると思ったら、本社が言ってることと多少違っても自分の考えでやっちゃうこともあります。もちろん、社内でもなるべく理解してもらえるように説明はしますし、自分の仮説が合ってるかどうかメンバーにぶつけてみたりはします。
ぼく:ちょっと AppLovin から離れて、いま一番注目してるアドテク・マーケティング・スタートアップ・技術とかなんかある?
萬野:マイブームはトラッキングプラットフォームを調べることです。
ぼく:出た、マニアックな。マンディ今たぶん日本でトラッキングツールに一番詳しいんちゃうかw
萬野:あとアドテクでいうと、ビーコンとかは面白そうだと思いますが、市場としてどの程度かなーというのはずっと考えてます。
ぼく:さっき、ほぼ 24 時間仕事しちゃう的なこと言ってたけど、ワークライフバランスはちゃんととれてる?
萬野:とれてますよ。4 月に子供が生まれたんですが、基本的に出社時間も退社時間もないので、自分で自分の時間をどう使うか決めて、効率よく使える点は最高だと思っています。
ぼく:ぼくもあんまりオフィスにおらんし、マンディがどこにいるかとか気にしたことないなぁ。
萬野:早く帰る分、子供が寝てからも仕事をしたりはしていますが、それもどちらかというと自発的にやっちゃってる感じですね。
ぼく:それで数字伸ばして夜な夜なにやにやしてると。
萬野:自分で自分をマネジメント出来る人には最高の環境だと思います。
ぼく:あと、AM 以外にも、オフィスマネージャー的な仕事とかもやってもらってるよね。オフィス開設のときは、物件発掘から内装・家具の手配まで全部丸投げさせてもらいましたw
萬野:割と細々したものを買って環境を揃えたりするのは好きなので楽しいです。料理も好きなので、ランチをオフィスで作れるようになったのは嬉しいですね、ダイエット的な意味でも。
ぼく:シェフ・マンディ。もともとコンロとかはあったけど、最近寸銅鍋とか調理器具とか色々買い揃えてるよな。早よ手料理ランチ食べさせてや。
萬野:だって坂本さん全然オフィスにいないじゃないですかw ぼくは職種的に一番オフィスにいる時間が長いので、効率的に仕事が出来て、居心地の良いオフィスにできたらいいなと思ってます。
ぼく:あの Yogibo (通称: 快適で動けなくなる魔法のソファ) のあるエリアとか、すでに相当快適やで。
萬野:元々ぼくの私物ですけどねw
参考: Yogibo公式オンラインストア
ぼく:最後に、AppLovin ってあとどれぐらい伸びしろあると思う?
萬野:アメリカは、これまで順調すぎただけに苦しむ期間もあるかもしれないけどまだまだ順調に伸びていくと思います。
ぼく:日本はどれぐらいまで伸びるかな?
萬野:まずプロダクトの知名度を上げること、プロダクトの特性を布教していくこと、などでしっかり下地を作っていけば、今の 10 倍以上のポテンシャルはあると思います。
ぼく:今の 10 倍って、多分それ国内アドネットワークも含めて最大になるで。
萬野:それぐらいイケてるプロダクトなので、全然やれると思いますよ。ただそれには今のメンバーだけでは足りないので、ぼくみたいな業界未経験の人でもいいし、若い人でもいいので、優秀でやる気のあるメンバーに入ってきて欲しいですね。
ぼく:特典はマンディの手料理。
萬野:あと坂本さんの blog に載れること。
ぼく:誰得ww
少しは AM のお仕事内容が分かってもらえたかなと!
(ぼく自身にとっても勉強になったw)
興味ある人は、この blog のフォームか、Twitter @tatsuosakamoto とかから連絡ください( ^ω^ )
Q
でも広告業界にいないと、AM の仕事って何やってるのかよく分からない。。。
業界経験ない方にも、合いそうだったらチャレンジしてきて欲しいので、ウチで (広告業界未経験・元エンジニア・元起業家ながら) AM をやっている、マンディこと萬野氏に仕事内容を聞いてきたっす!
興味ある人は、この blog のフォームか、Twitter @tatsuosakamoto とかから連絡ください( ^ω^ )
広告運用と料理と酒を担当 |
ぼく:AM って具体的には何してるの?AppLovin の仕組みって、基本的には自動的に ROAS で最適化してくれるって理解なんだけど。
萬野:お客様がさらに効率良く広告配信が出来るようアドバイスをしたり、お客様の希望を達成するにはどのような方法で広告配信を行うのが良いかを提案したりしています。
ぼく:AM としてお客さんのパフォーマンス伸ばせたなっていう、具体的な事例ある?
萬野:「●●●ーズ●ォー」とかはそうですね。
ぼく:あ〜、あの案件は伸びたよね〜。何をやって伸ばしたの?それまで何か出来てないことがあったとか?
萬野:まず、クライアントさんが求めている KPI をはっきりさせること。そしてその KPI を達成したままどこまで伸ばせるのかを、明白に伝えることですね。このキャンペーンはいけてるんです!と分かってもらうことが常に必要です。
ぼく:なるほどね〜。確かにうちの仕組みって、「KPI を高く保ったまま獲得ボリュームを伸ばせる」ってとこが強いけど、伸びしろがどれぐらいあるのかって中々わからないもんかもね。
萬野:それまではアメリカのAMがやっていたのでこういうコミュニケーションはなかったと思います。
ぼく:運用ってデスクワークなイメージがあったけど、1 人でやる作業と、他人とコミュニケーションする時間の配分はどれぐらい?
萬野:チャットも含めればコミュニケーション 7、デスクワーク 3 くらいかと思います。
ぼく:意外にもコミュニケーションの比率が高い!普段やり取りしてる人はどんなひと?
萬野:広告代理店さん 5 割、日本の社内メンバー 3 割、海外の社内メンバー 1 割、クライアントさん 1 割ぐらいですかね。
ぼく:海外だとたぶん、広告代理店とクライアントの比率が逆になったりするのかね。本社側とのコミュニケーションは、どれぐらいの頻度でやってる?
萬野:週 2 回ほど Skype で、ボスの Manager と話してます。日本の案件で何か大きな動きがあれば報告したり、逆に US 側でプロダクトのアップデートがないか、最近はどういうトレンドなのか、などを聞いたりしています。
ぼく:AM はほとんど全員サンフランシスコにいるから、レポート先も外国人になるんよな。マンディもともと英会話って全然ネイティブレベルじゃなかったと思うんやけど、大変じゃない?
萬野:この Manager の英語が冷徹なまでに速いので、いつの間にか GABA の先生の英語がイージーモードになってました。
ぼく:いつの間にか人類最強になってたクリリンみたいな。お客さん/代理店とはどういう関係で、どういうコミュニケーションをとってるの?
萬野:基本的に僕個人として信頼を得ることがまず第一だと思ってます。時々外に飲みに行ったりもしますし。
ぼく:マンディ食通やから、凄い良い店に連れてって引かれたりしてない?
萬野:というよりは、ちょっとおもしろい店にしたり、ただの飲みでなく面白い体験が出来るようなことが何かないか、考えていますね。こないだは大井競馬場の個室を借りて、お客さんと一緒に行ったりしましたよ。
ぼく:本社だと NBA とかメジャーリーグの試合にお客さん連れてったりしてるけど、日本では地方競馬ww
萬野:大井競馬場は良い仕事してますよ。あと、なるべく小まめにコミュニケーションを取ることを意識しています。大変ですがメールよりもチャットを利用したりすることでコミュニケーション頻度をあげています。
ぼく:たしかに、一緒に入ってるチャットの部屋いくつかあるけど、マンディ相当レス速いよな。
萬野:ほぼ 24 時間チャットで仕事が出来ちゃうので、ついつい仕事をしちゃいますね。
ぼく:どういうときに AM としてやり甲斐とか達成感を感じる?
萬野:毎日、毎月の売上の数字を伸ばして、それを眺めてにやにやしている時ですかね。
"にやにやしている時ですかね。" |
ぼく:そんなニコやかなマンディ見たことない。
萬野:誰にも見られてない時に管理画面見てにやついてます。
ぼく:やだ恐い。でも確かに、マンディ入ってきてから、既存の案件でもかなり伸びたよな〜。
萬野:まだまだポテンシャルあると思いますね。日本はやっぱり伸びしろがあっても予算をフレキシブルに変えられなかったり、ROAS がいくら良くても安い CPI に固執してるお客さんや代理店も多いので。
ぼく:Why Japanese People!? ってやつやな。
参考: 海外の同僚になかなか理解してもらえないこと - 運用型広告編
ぼく:逆にどういうときが辛いとか、大変だったり理不尽だなぁって思う?
萬野:なかなか AppLovin の広告の特徴や仕組みを理解してもらえないときですかね。
ぼく:よくある広告商品とは、根本の考え方から全然違うもんなぁ。
萬野:きちんと理解してもらった上で活用してもらえば、お客さんのゴールを達成するのに超役立てるんですけどね。間違った理解や使い方をされて、本来のポテンシャルを発揮できていないのを見ると、勿体無いなぁって感じます。
ぼく:あるある。ちょっと話変わるけど、自分のどういうところが AM に向いてると思う?
萬野:お金が大好きなところ。
ぼく:即答。
萬野:あと、元々ゲームを作る側にいたので、ゲームの仕組みやゲーム自体のポテンシャルを予想しながら、広告配信を進めていけるのも向いてるのかなと。
ぼく:あ〜。よく代理店から見積り依頼がきたとき「この案件は伸びると思いますよ」とか「このゲームは多分大きくなります」とか予言してるよなw
萬野:けっこう当ててると思いますよw
ぼく:それも踏まえて、どういう経験がある人・素質がある人が AM に向いてると思う?
萬野:テクニカルなプロダクトなので、まずはそれを理解して、ここをこうしたらこうなる、という風にロジカルに考えられる人は向いていると思います。
ぼく:ロジカルシンキング重要と。
萬野:ただ、あくまでクライアントとのコミュニケーションが中心になるので、無機的な数字だけでなく、有機的な感情を刺激したり、粘り強い交渉をすることが出来る人は最高ですね。
ぼく:ぼくらもお客さんのパフォーマンスを最大限高めるように提案してるわけやし、それが伝わらなかったら諦めるんじゃなくて、納得してもらえるまで説明するってのは大事やんな。
萬野:ただそれも、こっちのほうが正しいから、ってロジカルに説明すれば分かってくれる人と、そうでない人もいるので、相手ごとに最適なコミュニケーション方法を考えるのが楽しいですね。
ぼく:なるほどね。色々考えながらやってるんやなぁ。
萬野:あとは本社に言われたことはそれはそれとして、自分で考えてリスクもとって、どういうやり方がベストかを探れるアグレッシブな人と一緒にやりたいですね。
ぼく:面白い。けっこう本社側が言ってることが間違ってるケースもあるってこと?
萬野:間違ってるってわけではないんですが、日本流の代理店文化とか、予算の考え方とか、クライアントのゴールとか、要するに違いを分かっていないことはあるんですよね。なので、言われた通りにやってもそもそも前提条件が違うよねって。
ぼく:なるほど。自分の頭で、それって正しいんだっけ、本当にそのアプローチが最適なんだっけ、って考えないといけないわけだ。
萬野:そっちのほうがクライアントのためになると思ったら、本社が言ってることと多少違っても自分の考えでやっちゃうこともあります。もちろん、社内でもなるべく理解してもらえるように説明はしますし、自分の仮説が合ってるかどうかメンバーにぶつけてみたりはします。
"にやついてます。" |
ぼく:ちょっと AppLovin から離れて、いま一番注目してるアドテク・マーケティング・スタートアップ・技術とかなんかある?
萬野:マイブームはトラッキングプラットフォームを調べることです。
ぼく:出た、マニアックな。マンディ今たぶん日本でトラッキングツールに一番詳しいんちゃうかw
萬野:あとアドテクでいうと、ビーコンとかは面白そうだと思いますが、市場としてどの程度かなーというのはずっと考えてます。
ぼく:さっき、ほぼ 24 時間仕事しちゃう的なこと言ってたけど、ワークライフバランスはちゃんととれてる?
萬野:とれてますよ。4 月に子供が生まれたんですが、基本的に出社時間も退社時間もないので、自分で自分の時間をどう使うか決めて、効率よく使える点は最高だと思っています。
ぼく:ぼくもあんまりオフィスにおらんし、マンディがどこにいるかとか気にしたことないなぁ。
萬野:早く帰る分、子供が寝てからも仕事をしたりはしていますが、それもどちらかというと自発的にやっちゃってる感じですね。
ぼく:それで数字伸ばして夜な夜なにやにやしてると。
萬野:自分で自分をマネジメント出来る人には最高の環境だと思います。
ぼく:あと、AM 以外にも、オフィスマネージャー的な仕事とかもやってもらってるよね。オフィス開設のときは、物件発掘から内装・家具の手配まで全部丸投げさせてもらいましたw
萬野:割と細々したものを買って環境を揃えたりするのは好きなので楽しいです。料理も好きなので、ランチをオフィスで作れるようになったのは嬉しいですね、ダイエット的な意味でも。
ぼく:シェフ・マンディ。もともとコンロとかはあったけど、最近寸銅鍋とか調理器具とか色々買い揃えてるよな。早よ手料理ランチ食べさせてや。
萬野:だって坂本さん全然オフィスにいないじゃないですかw ぼくは職種的に一番オフィスにいる時間が長いので、効率的に仕事が出来て、居心地の良いオフィスにできたらいいなと思ってます。
ぼく:あの Yogibo (通称: 快適で動けなくなる魔法のソファ) のあるエリアとか、すでに相当快適やで。
萬野:元々ぼくの私物ですけどねw
参考: Yogibo公式オンラインストア
ぼく:最後に、AppLovin ってあとどれぐらい伸びしろあると思う?
萬野:アメリカは、これまで順調すぎただけに苦しむ期間もあるかもしれないけどまだまだ順調に伸びていくと思います。
ぼく:日本はどれぐらいまで伸びるかな?
萬野:まずプロダクトの知名度を上げること、プロダクトの特性を布教していくこと、などでしっかり下地を作っていけば、今の 10 倍以上のポテンシャルはあると思います。
ぼく:今の 10 倍って、多分それ国内アドネットワークも含めて最大になるで。
萬野:それぐらいイケてるプロダクトなので、全然やれると思いますよ。ただそれには今のメンバーだけでは足りないので、ぼくみたいな業界未経験の人でもいいし、若い人でもいいので、優秀でやる気のあるメンバーに入ってきて欲しいですね。
ぼく:特典はマンディの手料理。
萬野:あと坂本さんの blog に載れること。
ぼく:誰得ww
少しは AM のお仕事内容が分かってもらえたかなと!
(ぼく自身にとっても勉強になったw)
興味ある人は、この blog のフォームか、Twitter @tatsuosakamoto とかから連絡ください( ^ω^ )
Q
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