2日前の土曜日から出張で Mountain View に来ている。
着いた当日に Stanford で研究している中高大の同級生とディナー、日曜日は初めてちゃんと San Francisco を観光した。
主に友人/同僚との会話、今読んでる本『未来のイノベーターはどう育つのか by トニー・ワグナー』、などからのインプットをもとに最近考えたことをランダムにメモしておく。
自分の中でもまだ消化出来てないのに、どうして blog に整然と書くことが出来ようか (いや出来ない) 。
頭のなかがミキサされた状態なので、あとから言ってること変わるかも。
あと、これとは全然違った意見があることは承知の上で書いてるので、攻撃的反論はご遠慮ください。打たれ弱いので...
(建設的ディスカッションは歓迎)
家賃が安いよね、他の国の大都市と比べると。
比較対象は、ぼくが (もしするとしたら) 転勤する可能性が比較的高い、アメリカの Bay Area とシンガポール。
その他の生活コストも安い、より正確には、そこそこのクオリティを維持したまま低く抑えるオプションがある。
すき屋とか、そのへんの定食屋とか、弁当とか、$5 も出せば温かくてそれなりに栄養あるもの食べれるやん。
アメリカだと $5 だとなんだろう、ハンバーガかタコスぐらいしかないのでは? (含偏見)
シンガポールは違うかもだけど、保育費用も安いなと思う。
ベビーシッター 1 ヶ月フルで雇うと $2,000 とか? かかるって... (子ども 1 人あたり)
東京だと、そこらの保育園だったらその半分ぐらいとかじゃないかしら。
コンビニや 24h 営業のファミレスとかそこらじゅうにあるし。
公共交通機関で移動できるし。
大気や街も清潔だし。
大衆娯楽も多いし。
ご飯美味しいしバラエティ豊富だし。
あとやっぱ日本人の仕事のクオリティって何につけても高い気がするわ。
どういう学校に行くかにもよるんだろうけど、少なくともカリキュラム的には悪くないんじゃないかって気がしてる。
自分の経験的には、英語 (listening & speaking) ぐらいが課題じゃないかな...と思う。
受験偏重って意見があるし、ぼく自身もそうだと思ってたのだけど、 『未来のイノベーターはどう育つのか by トニー・ワグナー』に書いてあることを信じると、アメリカの一般的な学校も割とそうっぽい。
「親も学校も、いい大学に入って、リスクの少ない安定した職業につくことを子どもに求める」みたいなことが書いてあって、日本かよ!って思った。
本人の自由を尊重、挑戦することを常に応援...みたいなイメージがあるのは、ごくごくトップ層や例外が情報として伝わってきやすいってことなのかな。
重要なのに足りてないなぁと思うのは、先述の英語 (listening & speaking) 、あと diversity に対する意識。
後述の理由により、この 2 つは今後必須になると考えている。
なので自分の子育てを考えると、現時点では、中学ぐらいで最低 1 年、出来れば 2-3 年を海外で過ごさせて、その後の選択を自分で出来るようにしてあげたいと思ってる。
元いた会社がグローバル化だ英語化だって引き続き話題だが、長い目で見るとこれは非常に正しいと信じている。
マクロなトレンドとして、日本は少子高齢化にともない長期では必ず人口が減る = マーケットが縮小する。
(ベビーブームでも起こらない限り)
一方で、余力のある外資系企業は日本も無視せずきっちり参入してくる。
1 人あたりの消費力は依然として発展途上国より高いから。
日本に限らず、中国や韓国やその他の国を想像したら分かる通り、アジアってその国ごとにユニークすぎて、普通の欧米の人からすると「よく分からない」のだろう。
ユーザのことも、商慣習のことも。
なのでローカルの人を雇う。
日本から見た「外資系企業」は、当然グローバル相手にビジネスをしているので、一般的には日本だけを相手にするよりはスケールメリットが得られやすい。
例えば日本語で 100 万人のユーザを相手にメルマガを書くより、同じコンテンツを英語で書けば、同じ人件費で 1,000 万人に対してインパクトを出せる。
なので単純に同じことを従業員にさせても、より大きなインパクトが出るってことで、会社としてはより高い給料を出せる。
日米の大企業同士を比較して、いわゆる「雇われ」の人でも年数千万円のオーダーで給料が出るって、日本だとまぁ〜〜〜アリエナイよね。
なのでそういうグローバル企業が、地元企業より高い給与水準で、優秀な人 (のみ) を雇おうとする / 雇えるのはある種当然のこと。
日本の企業だって、現地企業より高い給与水準で、アジアとかの優秀な人材を雇ったりしてるしね。
って考えたとき、日本人としての選択としては、同じようにグローバルな市場で戦って勝つか、ローカルに特化するかになるんじゃないかと。
ローカルに特化するってのは、グローバル企業 (not only 外資) が参入してこないようなニッチ市場で勝者になるってこと。
グローバルで勝つってのは、自身のビジネスをグローバルで成功させる (他国の企業に勝つ) か、自分がグローバル企業に採用してもらえる能力を身につける (他国の人材に勝つ) か。
前者は企業として、後者は個人として。
もちろんこれらは mutually exclusive ではない...
ただいずれの選択肢にせよ、外国語 (現実的には英語) でコミュニケーションがとれることは必須になってくる。
文章でのコミュニケーションでもある程度はイケるのかもしれないが、自身の経験だけからは、やっぱ口頭でコミュニケーションとれたほうが仲良くなれる (必ずしもネイティブ並である必要はない) 。
そして結局コネで回ってる世界も少なくない以上、仲良くなれたほうが良いことは間違いな気がしている...
あとは、やっぱ日本人が圧倒的マジョリティな日本と違って、海外くると宗教・肌の色・国籍・文化などほんとバラバラで、むしろバラバラであることが前提になってくる。
日本人だけの環境にしかいたことがないと、それを受け入れて対応するのがやっぱりちょっと難しくなっちゃうんじゃないか、と感じる...
(後から adjust することはもちろん出来るのだけど)
そろそろ帰って寝ます。
結論ないけど、今日はこのへんで。
Q
着いた当日に Stanford で研究している中高大の同級生とディナー、日曜日は初めてちゃんと San Francisco を観光した。
主に友人/同僚との会話、今読んでる本『未来のイノベーターはどう育つのか by トニー・ワグナー』、などからのインプットをもとに最近考えたことをランダムにメモしておく。
自分の中でもまだ消化出来てないのに、どうして blog に整然と書くことが出来ようか (いや出来ない) 。
頭のなかがミキサされた状態なので、あとから言ってること変わるかも。
あと、これとは全然違った意見があることは承知の上で書いてるので、攻撃的反論はご遠慮ください。打たれ弱いので...
(建設的ディスカッションは歓迎)
東京の生活環境すげー良い
家賃が安いよね、他の国の大都市と比べると。
比較対象は、ぼくが (もしするとしたら) 転勤する可能性が比較的高い、アメリカの Bay Area とシンガポール。
その他の生活コストも安い、より正確には、そこそこのクオリティを維持したまま低く抑えるオプションがある。
すき屋とか、そのへんの定食屋とか、弁当とか、$5 も出せば温かくてそれなりに栄養あるもの食べれるやん。
アメリカだと $5 だとなんだろう、ハンバーガかタコスぐらいしかないのでは? (含偏見)
シンガポールは違うかもだけど、保育費用も安いなと思う。
ベビーシッター 1 ヶ月フルで雇うと $2,000 とか? かかるって... (子ども 1 人あたり)
東京だと、そこらの保育園だったらその半分ぐらいとかじゃないかしら。
コンビニや 24h 営業のファミレスとかそこらじゅうにあるし。
公共交通機関で移動できるし。
大気や街も清潔だし。
大衆娯楽も多いし。
ご飯美味しいしバラエティ豊富だし。
あとやっぱ日本人の仕事のクオリティって何につけても高い気がするわ。
高校ぐらいまでの教育水準も悪くない
どういう学校に行くかにもよるんだろうけど、少なくともカリキュラム的には悪くないんじゃないかって気がしてる。
自分の経験的には、英語 (listening & speaking) ぐらいが課題じゃないかな...と思う。
受験偏重って意見があるし、ぼく自身もそうだと思ってたのだけど、 『未来のイノベーターはどう育つのか by トニー・ワグナー』に書いてあることを信じると、アメリカの一般的な学校も割とそうっぽい。
「親も学校も、いい大学に入って、リスクの少ない安定した職業につくことを子どもに求める」みたいなことが書いてあって、日本かよ!って思った。
本人の自由を尊重、挑戦することを常に応援...みたいなイメージがあるのは、ごくごくトップ層や例外が情報として伝わってきやすいってことなのかな。
重要なのに足りてないなぁと思うのは、先述の英語 (listening & speaking) 、あと diversity に対する意識。
後述の理由により、この 2 つは今後必須になると考えている。
なので自分の子育てを考えると、現時点では、中学ぐらいで最低 1 年、出来れば 2-3 年を海外で過ごさせて、その後の選択を自分で出来るようにしてあげたいと思ってる。
グローバル化不可避、英語と diversity 教育が重要に
元いた会社がグローバル化だ英語化だって引き続き話題だが、長い目で見るとこれは非常に正しいと信じている。
マクロなトレンドとして、日本は少子高齢化にともない長期では必ず人口が減る = マーケットが縮小する。
(ベビーブームでも起こらない限り)
一方で、余力のある外資系企業は日本も無視せずきっちり参入してくる。
1 人あたりの消費力は依然として発展途上国より高いから。
日本に限らず、中国や韓国やその他の国を想像したら分かる通り、アジアってその国ごとにユニークすぎて、普通の欧米の人からすると「よく分からない」のだろう。
ユーザのことも、商慣習のことも。
なのでローカルの人を雇う。
日本から見た「外資系企業」は、当然グローバル相手にビジネスをしているので、一般的には日本だけを相手にするよりはスケールメリットが得られやすい。
例えば日本語で 100 万人のユーザを相手にメルマガを書くより、同じコンテンツを英語で書けば、同じ人件費で 1,000 万人に対してインパクトを出せる。
なので単純に同じことを従業員にさせても、より大きなインパクトが出るってことで、会社としてはより高い給料を出せる。
日米の大企業同士を比較して、いわゆる「雇われ」の人でも年数千万円のオーダーで給料が出るって、日本だとまぁ〜〜〜アリエナイよね。
なのでそういうグローバル企業が、地元企業より高い給与水準で、優秀な人 (のみ) を雇おうとする / 雇えるのはある種当然のこと。
日本の企業だって、現地企業より高い給与水準で、アジアとかの優秀な人材を雇ったりしてるしね。
って考えたとき、日本人としての選択としては、同じようにグローバルな市場で戦って勝つか、ローカルに特化するかになるんじゃないかと。
ローカルに特化するってのは、グローバル企業 (not only 外資) が参入してこないようなニッチ市場で勝者になるってこと。
グローバルで勝つってのは、自身のビジネスをグローバルで成功させる (他国の企業に勝つ) か、自分がグローバル企業に採用してもらえる能力を身につける (他国の人材に勝つ) か。
前者は企業として、後者は個人として。
もちろんこれらは mutually exclusive ではない...
ただいずれの選択肢にせよ、外国語 (現実的には英語) でコミュニケーションがとれることは必須になってくる。
文章でのコミュニケーションでもある程度はイケるのかもしれないが、自身の経験だけからは、やっぱ口頭でコミュニケーションとれたほうが仲良くなれる (必ずしもネイティブ並である必要はない) 。
そして結局コネで回ってる世界も少なくない以上、仲良くなれたほうが良いことは間違いな気がしている...
あとは、やっぱ日本人が圧倒的マジョリティな日本と違って、海外くると宗教・肌の色・国籍・文化などほんとバラバラで、むしろバラバラであることが前提になってくる。
日本人だけの環境にしかいたことがないと、それを受け入れて対応するのがやっぱりちょっと難しくなっちゃうんじゃないか、と感じる...
(後から adjust することはもちろん出来るのだけど)
疲れた
そろそろ帰って寝ます。
結論ないけど、今日はこのへんで。
Q