2014/11/16

【★5つ】なぜボランチはムダなパスを出すのか? #書評


先日 blog で「ポジションはボランチです」という記事を書いた。
今の職場での働き方が、自分でもボランチっぽいなと思ったから。

(新規獲得営業がフォワード、既存クライアントの担当営業がセカンドアタッカ、カスタマサポートやテクニカルサポートがディフェンスというイメージ。
 ボランチは色んな局面に顔を出して助け、必要があれば前線にまで出て行って点に絡み、ピンチには最終ラインにまで下がる)

で、ボランチとしての実力を高める参考になるかなと思って読んだのが掲題の本。
すげぇ色々参考になった。

自分なりにまとめてみた、優れたボランチ (舵取り) の条件はこんなかんじ。


  • 技術 (パスやトラップ等のボールコントロール)
    • しょーもない失敗をしない
    • 安心してボールを預けられる
    • パスを出す瞬間までボールではなく周りを見られる
    • 取り得る選択肢が多い

  • 戦術眼
    • 状況把握
      • 遠くも近くも全部見る
      • 頻繁に状況をアップデートする
    • 臨機応変
      • 複数オプションを持っておく
      • 行動に起こす直前まで選択を止められる

  • チームの「軸」として必要以上に動かない
    • 相手を動かす
      • 遅いパスを出す (相手を釣る)
      • 自分の存在で相手を引きつける
    • 全力で走らない (精度が落ちるので)
      • 事前に動いていいポジションについておく

  • 優しさ
    •  味方の特徴や状況を理解する
      • それに合わせてパスの方向・スピードを変える
      • パスにメッセージを込める
    • 味方が前を向ける/フリーになれる余裕を作る
    • 自分の得意な間合い・タイミングについて周囲に理解させる

  • リスク管理
    • 無理めなときは作り直す
    • バックパスを攻めのオプションとして使う
    • 成功率が高いときには勇気をもって縦パスを入れる


あとサラリーマン的には、攻めだけでなく守備の場面での役割や、監督 (= 上司) との付き合い方とか書かれていると完璧だったかなw

明日からもチームが勝てるように自分の役割を頑張ろーっと。

Q

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