むかし別の blog に書いていた記事をこっちに転載して統一。
Vampire Season - Monster Defense by BRAINZ SAS (iOS)
講演タイトル : Localizing Games for Spanish Speaking Latin America
スピーカー
ラテンアメリカのマーケット概要
支払方法に関する注意点
言語について
ケーススタディ - Vampire Season
こんなかんじかな。
Q
Vampire Season - Monster Defense by BRAINZ SAS (iOS)
講演タイトル : Localizing Games for Spanish Speaking Latin America
スピーカー
- コロンビアのゲームデベロッパー/パブリッシャー Brainz の CEO Alejandro Gonzalez (LinkedIn)
- ブエノスアイレス (アルゼンチン) のゲームスタジオ OKAM Studio の CEO Martina Santoro (LinkedIn)
ラテンアメリカのマーケット概要
- 人口約 6 億人
- 42% がインターネットに接続 (年 20% 増)
- スマートフォン率 50%
- Android 率 70%
- SNS 利用率 50%
- ヨーロッパと北米の文化的融合 (音楽、スポーツ、映画など)
- 欧米のゲームも人気
- 21-35 歳がゲームプレーヤーのボリュームゾーン (ユーザー数の 47%、課金者数の 50%)
- 男女比 ユーザー数では 50:50、課金者数は男性のほうが多い (56%)
支払方法に関する注意点
- クレジットカード保有率はわずか 15%
- キャリア決済もほぼ未整備
- 代替策はプリペイドカードならびにバウチャー (割引券/引換券)
言語について
- スペイン語圏 = ブラジルを除く中南米 + スペイン
- ネイティブとして話されている世界第 2 位の言語 (1 位は中国語)
- 利用されている世界第 3 位の言語 (1 位は中国語、2 位は英語)
- うち人口ベースではメキシコ、コロンビア、スペイン、アルゼンチンが TOP 4 。次点はちょっと離れる
- 上記以外の国でもスペイン語を話す人が多い国はある
- 例 : アメリカでは 3,800 万人がスペイン語を話し、コロンビアよりも多い
- これらの国では、第 2 外国語として英語を話す人はまだとても少ない (約 15% - 増加傾向)
- 非常に多くの方言がある
- 国毎、さらに国の中でも地域毎
- およそコミュニケーションは出来るが、ときどき通じない
- ニュートラルな (方言の無い) スペイン語を使うのがベスト
- 例 : チリ人にチリ・スパニッシュを提供するよりも、ニュートラル・スパニッシュを提供したほうが良い。中にチリ・スパニッシュを理解しない人もチリにいるので
ケーススタディ - Vampire Season
- プラグインを活用し、Google Docs のスプレッドシートで社内辞書を作成
- アメリカの文化 (有名な映画など) は一般的に通じる
- 固有名詞の翻訳は困難 (例 : "Born to be wild" をどう訳すか?)
- 自分たちで翻訳してからネイティブにチェックをかける (経費節約)
- スペインでランキング 1 位を獲得、その後中南米でも
- Apple や Samsung のアプリマーケット編集 (editorial) チームは、きちんと翻訳されたコンテンツが大好き
- マーケティングとしてアプリストア対策が非常に重要 (featured されたい) なので、翻訳は重要
こんなかんじかな。
Q
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