2013/08/19

[企画書公開] 葬儀の比較・一括見積もりサービス



イケダハヤトさんの blog で「売上高は10年で2倍、市場規模6,000億円。知られざる「葬式」ビジネスの市場分析」という記事があがっていたので、2年ほど前にとある会社のビジネスプランコンテストに出して 2 位入賞した際のプレゼン資料を SlideShare にあげてみた。

一言でいうと、葬儀の比較・一括見積もりサービス。
詳細はスライドをご覧あれ。

市場性が大きいのは明らかで、やりようによっては十分ビジネスになるのだが、いかんせんプランを立てていたぼくたち自身が余りやりたくなかったので、お蔵入りになった。
ビジコン主催者から、出資してもらおうと思えば出来たっぽいのだけど...。

やりたい方がいたら声かけてください。
ブレストぐらいならいつでも歓迎です。
別にロイヤリティとったりはしないので(笑)。

Q

2013/08/17

ブンデスリーガへの移籍が決まりました!

先日ぼくの Facebook 上で「ブンデスリーガ移籍の入団会見みたい」と話題になったこの写真だが、実はこの裏にはぼくの友達の悲しい逸話があるので、紹介したい。

(全ての顛末は友達のblog (これからクラウドファンディングに掲載する人へ  - ソーシャル・ネットワークの片隅で) に書かれているが、長いので要約する)

このTシャツ、一般には販売されていない。
Willeal というクラウドファンディングサイト上で、えーと多分これもうプロジェクトは終了しているはず。いや、明日(8/19)ぐらいまではやってるんだっけ?
...っていうのは、プロジェクトページ見ても何も書かれていないから。

 「期限までに一定額の金額が集まれば成立、集まらなければ不成立」というのがよくあるクラウドファンディングのプロジェクトの形態だ。
にも関わらずサイトに期限が書かれていないってのがありえねーのだが、話を聞くとこのクラウドファンディングのサイト、もっと全然ありえねーことをやってのけている。
(以下、全てぼくの友達の言い分なので、事実に反する点が含まれている可能性がある)

  • 決済機能が無い
    • Facebook ログインでほぼワンクリックで購入を意思表示。プロジェクト成立後、別途メールか何かでユーザーに決済を依頼するという形
    • ほんとはサイトリリースまでに事前決済機能を作る、とサイト運営者は口約束していた
  • サイトにこのプロジェクト1つしかない
    • サイトリリース前に15プロジェクトは集める、とサイト運営者は口約束していた
    • トップページの3つの紹介枠のうち2つは空き枠。これ絶対ユーザー来ないだろ

  • サイト運営者側のマーケティング努力が皆無
    • 1つしかプロジェクトが集まっていないのは前述の通り。このプロジェクトが終わったら、開催中プロジェクトは恐らくゼロになる
    • AdWordsに出稿だけして他は何もせず。Facebookページがあるのに、サイトローンチの告知さえされていない
    • っていうかブランド名 (Willeal) でGoogle検索しても「次の検索結果を表示しています: willer」ウィラートラベルの広告しか出てこないのだけど、これAdWordsもやってなくないか?
  • スケジュールがズブズブ
    • 「7/31にサイトリリースするから急いでくれ」と友達を急かしていたのに、当日サイトはリリースせず。連絡なし
    • 結局リリースしたのは8/5、決済機能は無し
  • プロジェクトオーナーへの対応が悪い (無い場合も)
    • サイトがリリースされない、決済機能がついて無い、など重要な連絡は全て友達が問い合わせを行なうまでサイト運営者側からは来ない
    • プロジェクト開催期間の明示、オーダーフローの掲載、など修正要望に対するレスが無い
    • 前述の通り開催中のプロジェクトは1つだけ、なので「問い合わせ多数で手が回らない」ってことは物理的に無いはず

まぁ色々書いたけど、一言でいうと「イケてない人がイケてないサービス作って、上手くいかなそうだからバックれた」なんだろう。
巻き込まれた友達については、ほんと気の毒。
パートナー選びをミスった友達の責任も、もちろんあるんだけど。

サイトのTOPから「特定商法について」(初めて聞く法律名だ) というリンクがあり、そこにはしっかりとサイト運営者の氏名が書かれてあった。
  • 販売業者    WILLEAL.inc
  • 運営責任者    荒川 和慶
  • 所在地    東京都

正義感からくるどうこうではなく、ぼく自身の友達が実際これで損害を負っているわけなので、サイト運営者の方には誠意ある対応をお願いしたい。

また、この事例をこれから新しいサイト・サービス・プロジェクトを立ち上げる方には反面教師として参考にして欲しい。
パートナーの選定は慎重に、リスクは分散させて、駄目な場合の見極めを早く - ってところだろうか。

あぁ、なんか凹むなぁ。
ぼくより友達のほうがよっぽど辛いだろうけど。

Q

2013/08/13

ウェアラブルデバイスが更に進化すると脳と物理的に繋がるようになる


前回の記事「人間のシンクライアント化」の続き。

最近「ウェアラブルデバイス」というキーワードが界隈ではちょっとしたブームだ。
Google Glass や Telepathy One のような眼鏡型から、腕や足につけるバンド型、肌に直接つけるタイプ、アンダーウェアのように着るものまで様々。


これは凄く自然な流れだと思っている。

デスクトップPCからラップトップ、スマホ/タブレットという風に、これまでデバイスは大きな流れとして小型化し、またデバイスと人間との距離は物理的にどんどん近づいてきている。

もうちょっと細かく言うと、「人間がインプットを行なう対象としてのデバイス」ならびに「アウトプットを人間に伝えるためのインターフェイスとしてのデバイス」と、人間の「知覚」の間の距離がどんどん小さくなってきている。

ウェアラブルデバイスはこの流れに完全に沿ったものだ。技術的にはスゴいのだろうけど (専門外なのでよく分からない) 、方向性としてはサプライズはない。

 この流れが更に進むとどうなるか?
デバイスと人間の知覚との距離はゼロになる。
つまり、人間が脳で考えたことがそのまま電気信号としてデバイスにインプットされ、デバイスからアウトプットされた情報がそのまま電気信号として脳に伝わる。

そうすると、品質や効率のことを考えて、物理的に電気信号を直接神経に伝えるのが一番いいだろう。
見た目的なことを考慮すると、映画「MATRIX」の世界のように、首の後ろにプラグを入れるってのはアリなソリューションだ。

Google Glassのデモを見たことがある人はわかると思うが、街なかで眼鏡に向かって「OK, glass」などと話しかけるのはチョット恥ずかしい。
日本だとイヤホンをつけて電話をしている人でさえ「1人で喋ってる!? ...いや電話か」と奇異の目で見られるのだから。

ちなみに「MATRIX」だとプラグの先は有線でサーバーに繋がっていたが、幸い今は21世紀。
既存のウェアラブルデバイスがそうであるように、サーバーとの通信はポケットに入れた携帯端末で行ない、携帯端末とプラグの間をBlueToothか何かで繋ごう。
首の後ろからケーブルが伸びていたり、大きなバッテリーがついていたりするのはスマートじゃない。

そうなってくると、人間の脳は言わば常にサーバーと直接繋がっているようなものだ。

記憶なんてものはもう脳にしなくても良い。
皆がファイルの保存場所をデスクトップからdropboxやGoogle Driveに移したように、全ての人間の記憶はサーバー上に保存される。
これまでには考えられないぐらい大量の "記憶" が可能になるし、公開範囲を設定することで他の人とも簡単に共有できる。
サーバーがセキュアでさえあれば、記憶が劣化したり無くなったりする心配もない。
(サーバー選びは大事だ)

また難しい思考が必要な場合も、クエリを投げるだけで実際の思考プロセスはクラウド上で完了し、瞬時に正確な答えが返ってくるようになるだろう。
思考が論理的であればあるほど、正確な答えが導きだせる。
なので「論理的思考力」の意味は「早くて正しいクエリを書く力」になり、それに代わって、機械には出来ない「ひらめき」や「感情」といった能力が今以上にもてはやされるようになるのではないか。
(むしろ究極的にはそれしか人間に仕事が残らないかもしれない)

心配なのは、携帯端末が故障や電池切れを起こした瞬間に、その人はビックリするほどスーパー役立たずになってしまうという点だ。
その役立たず度合いたるや、スマホの電源が切れたあとの皆や、会社にラップトップを持ってくるのを忘れたGoogle社員の比ではない。

なんせ記憶さえ残っちゃいないのだから。
何かあったときのために、最低限必要なデータだけはローカルの脳に置いてsyncさせておいたほうが良いかもね。

Q

2013/08/12

誕生日でした —人間のシンクライアント化—

28
8月10日に誕生日を迎え、28歳になった。
 気づかずスルーした人も多いと思う。
今年は実験的に、数週間前からSNS上で誕生日を非表示にしていたのだ。

去年とかはけっこう多くの人から、主にFacebook上で誕生日おめでとうメッセージをもらった。
今年は見事に激減。

いや、別にフレンドのことを悪く言ってるわけじゃない。

自分もそうだが、他人の誕生日なんてそうそう覚えているものではない。
当日になってSNS上で「あ、この人今日誕生日なんだ」って気付いて、その場でメッセージを贈るってのは、わりと一般的な行動じゃなかろうか。

これってつまり、自分の脳味噌で「記憶する」という行為、自分の労力をかけて「記録する」という努力を放棄しているってことじゃないかと思う。

昔であれば、大事な友達の誕生日は覚えていたり、覚えられなくてもメモ帳に書いておくなどして当日近くになれば思い出す努力を自分でしていた。

誕生日に限らず、これだけ多くのことをSNS含めた「サーバー」が覚えていてくれると、自分の頭で記憶するってことをだんだんしなくなるんだろう。
思い出すべきことも、適切なタイミングでサーバー側からpushで通知してくれるので、特に自分の側で「思い出そう」と意識する必要さえ無くなってくる。

シンクライアント化した人の脳内

そうして人間がシンクライアント化した結果、サーバーに繋がれなくなったり、サーバーからのpush通知が途絶えたりすると、とたんに「本来すべきだった行動」がとれなくなる。

嗚呼、人間とコンピュータの未来は果たして良い方に向かっているのだろうか。

そんなどうでもいいことを考えた、今年の誕生日。
祝ってくれた希有な皆さま、ありがとうございました!

Q

2013/08/08

競合他社と現場で仲良くしてる話

今日は競合他社に自社プロダクトについて説明しに行った。
具体的には、アイモバイル社に「アプリ向け DFP」について簡単な概要説明をしに伺った。

渋谷駅から10分歩いただけで暑くて瀕死


うちとアイモバイル社は競合っちゃ競合なんだけど、デベロッパーはアイモバイルと AdMob を併用してたり、うちのプラットフォーム (メディエーション / DFP) の上でアイモバイルを使っていたりする。

当然アイモバイルの営業さんには、デベロッパーから質問がくることがある。
アイモバイルさんがデベロッパーへの提案時に、メディエーションや DFP を使うことを薦めてくれることだってあるだろう。

結局、(アイモバイル社も含めて) ぼくたちが一番大事にしなきゃいけないデベロッパーにとって、何が一番いいか? ということを考えてやる決断をした。

「ファンタジスタ」(ステラではないオリジナル版のほう) で、近藤が坂本徹平のイメージに合わせたスルーパスを仕方なく出したときの「(ファンタジスタに頼るのは自分のポリシーには反するが...ぐぬぬ) 勝つためだ!」と言ったあの心境と言えばわかるだろうか。

特に根拠があるわけではないが、自分たちの顧客にとって何をするのが一番ためになるか - という基準で行動を決めてさえいれば、競合と仲良くしようが最終的にはみんなハッピーになるんじゃないかって気がしている。

逆に「競合だから」って理由だけで互いに協力の手を差し伸べないのは、自分本位であって顧客本位になってないことがある。
そんなんで怒る会社に従うのも気分の良いものじゃない。
何が一番顧客のためになるのか、というのを自分の頭でちゃんと考えたほうがいいよね。

今日はお盆前の忙しいときに 15人も説明を聞きにきてくれて嬉しかった。
日本のモバイル業界を盛り上げる仲間として、一緒に頑張っていきたい。

最後にお土産もらった

P.S. 画像はアイモバイル社の公式Facebookページから拝借してます

Q

2013/08/02

深夜の眠気対策ドリンク


最近家ではRedBullのかわりに、Roots Aroma Blackのボトル 400ml と、牛乳 500ml パックを買ってきて、カフェオレを作って飲んでます。


カフェオレ5杯分ぐらい作れるので超お得、眠気も全然来ないです。
お腹もふくれるので夜食も必要なし。

皆さまもお試しあれ!

Q